ロボットによる搬送作業の自動化
IoTを活用した工場の見える化
デジタル化でピッキングの工数削減
HP: https://bisan-thanks.com/
【所在地】岡山県岡山市南区植松237
【事業内容】金属加工、製缶、塗装、防音パネル製造及び整備、パイプ製缶
【主な製作物】工場板金、防音パネル、産業機械、搬送コンベア、半導体装置の架台、ケーシング など
AGV導入後に、今回の取り組みに関してインタビューを実施させていただきました。
工場の棟が5つあり、その間のワークの搬送をAGVを使って自動化したい。これまではフォークリフトなどの搬送機械を使用して運んでいたが、人がいないと運搬作業ができないこと、搬送物が大きいため人による運搬だと手間と労力がかかっていたことが悩み。
当初はAGVを導入するとなると、それに合わせて工場の方でも調整しないといけない問題があり、労力がかかるので、新設の工場ならまだしも既存の工場へ入れるのは難しいだろうと考えていた。しかし、省人化や効率化の必要性を強く意識することが増え、具体的に導入を検討するようになった。
搬送物は最大でサイズ1.2m×2.4m、重量1000kgのパレットになるので、それに対応した1000kg可搬のAGVを導入し、各工程間の搬送を自動化させる。メインの誘導方式には磁気スポットを採用。移載方法は、クレーンまたはフォークリフトを使用し、天板へ手動移載する。
ハードもソフトもすべて製作していて、開発から現地立ち上げまで一貫して依頼できる点は助かると感じた。こちらがやりたいと言ったことに対して、一旦検討してみて、その上でできるかできないかを判断してくれるところが真摯な対応だと感じ、信頼して頼めそうだと思った。(他社の場合、検討する前に断られることもあるので…)
AGVの稼働中に流れる音楽(稼働中であることを周囲に知らせる安全用のもの)が聞こえてきて、それが癒しになっていると感じる。作業効率の面では、タブレットのボタンを押して指示を出すだけで搬送してくれるので、人の負担が少なくなった。また、通路をAGVが通るので整理整頓をしようという意識付けができ、そういったところからも生産性アップに繋がっていると感じている。
▼導入後の写真(ビサン工場内にて撮影)
弊社のAGVに関する情報は、以下よりご覧になれます。